現場監督の仕事⑫(構造検査ー柱金物・筋交い金物検査)
4月になって
先のブログにも自己紹介がありましたが
新入社員が新卒で入ったので!
現場から現場への道中も含め。話し相手ができたので!(^^)!
このごろは。とても楽しい現場監督の有馬です
さて
今回の現場監督の仕事は
前回の上棟後すぐの構造検査に引き続き構造検査について
そのうち、最も大切で、最も調べる箇所も多い
柱金物と筋交い金物の検査についてです
つまり柱の上と下についてる金物
そして筋交いの上下についている金物
が全て設計図書通りの金物がついているか?
また、その金物はきちんと指定のビスで、指定の本数止められているか?
といったことを
ほんと柱のひとつひとつの上と下、筋交いのひとつひとつの上と下
を図面と照らし合わせて確認していきます
これは先の阪神大震災の折に
家が倒壊した理由のひとつには
きちんと柱や筋交いが土台や梁に接合してなく
(地震による外力で抜けてしまって)
結果家の耐力が一気に弱くなってしまい東海したという反省から
今は柱は土台や梁から抜けないように
そこにかかる引き抜き力に見合った金物をつけることになっていて!(^^)!
またそれを検査の時にきちんと全数チェックすること!
これが最も大切なこととされており
SUBACOの検査においてはこれを必ず守っています!!
監督としては当たり前!のことと思うのですが
現実としては例えば監督は一切金物を確認せずに
瑕疵保険の検査員さんにすべてお任せしてしまっていたり
あるいは瑕疵保険とはまた違う第三者の検査員さんにお任せしてしまっていたり
そえはそれで何も検査をしないよりはもちろんいいのですが
私自身はその家の耐力のもととなる検査を
そのような外部の検査機関にすべて任せることは
監督としての「良心」の放棄だと思っています
まずは自分の目で見て、手で触って計測してが、基本中の基本なのですから。
というわけで、構造の検査が次回もたぶんその次も(笑)
まだまだ続きます