夏涼しいお家のつくりかた-03
こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!
段々と暑くなってきましたね!
日中は少し歩いただけで汗が止まりません (汗)
昔から暑がりで人一倍汗をかいてしまうのですが、四季の中では夏が一番好きなので、夏が近づいているのを感じとても嬉しい気持ちです。
夏のイベントが待ち遠しいですね!^^
さて今週のテーマは「 夏涼しいお家のつくりかた 」です。
6月に入り、徐々に暑くなってきているのを体感します。
近年、猛暑が続く夏の日々は、わたしたちの生活に大きな影響を及ぼしています。
特にこれから新たに家を建てる方々にとって、夏の暑さ対策は必須の課題かと思います。
SUBACOの家は「 夏涼しく、冬暖かい 」を大切にしています。
どれだけデザインがよいお家でも夏が暑かったり、冬は寒かったりするお家では快適なお家とは言えません。
家の性能は住まう方の健康にも影響を及ぼす、重要なポイントの一つです。
そこで今回はSUBACOで標準仕様されている、「 夏涼しい家 」を実現するために効果的な「 高気密・高断熱/自然素材の利用/パッシブデザイン計画 」の3つのポイントについてご紹介していきたいと思います ^^
本日はパッシブデザインについてお話いたします。
◯パッシブデザイン
パッシブデザイン設計という名前をはじめて目にする方もいるかもしれません。
まずは「 パッシブデザインとは何か 」というところをおさえていきましょう ^^
パッシブ(Passive)は、「受動的」「消極的」といった意味を持ちます。
つまりパッシブデザインとは、受け身のデザインです。
自然の力(太陽光、風、地熱など)を利用して、エネルギー消費を抑えながら快適な室内環境を創り出す設計思想のことを指します。
パッシブデザインは、環境先進国ドイツで生まれた設計手法で、自然の風を通りやすくしたり、太陽光を効果的に利用したりすることで、機械的な設備(エアコンや照明など)に頼ることなく、快適な室内環境を実現します。
パッシブデザインに対し、逆の意味を持つアクティブデザインがございます。
アクティブは「積極的」「能動的」などの意味を持ち、アクティブデザインでは機械や設備などの先進技術を活用して、積極的に自然エネルギーを取り入れる手法を指します。
アクティブデザインではエネファーム・エコキュート、太陽光発電システムといった設備の導入が必要なため、高額な費用が必要となる場合がございます。
それではパッシブデザインを取り入れるメリットについてお話していきます!
パッシブデザインを取り入れることで、夏は屋外の熱さが室内に伝わりにくくなり、室内の涼しさも逃がしません。
反対に、冬は室内の暖かさを外へ逃さず、室外の寒さを中に入れないようにするため、快適な温度を保てるようになります。
ですので必要最低限な冷暖房で生活ができるため、光熱費の削減につながります。
冷暖房や照明の使用を減らすことにより、年間数万円単位で光熱費を節約することが可能です。
またパッシブ設計によるメリットとして、室内を一定の温度に保てることが挙げられます。
季節の変わり目には、朝晩の気温変化によって体調不良を起こしやすいほか、冬場はヒートショックの危険度も高まりますが、パッシブ設計により各部屋の温度差を少なくできることで、健康維持にもつながり快適な暮らしを実現できます。
以上、パッシブデザインについてお話させていただきました。
「 夏涼しい家 」を実現するためには本記事でご紹介しました「 高気密・高断熱/自然素材の利用/パッシブデザイン 」の3つのバランスが非常に重要となります。
お家づくりを計画される際は、ぜひこの点に注意して家づくりを進めていただければなと思います!
お家づくりをされる際、何か分からないことがございましたらいつでもご相談くださいね (^^)
この記事が皆様のお家づくりに役立てば幸いです!
次回のコラムでは、パッシブデザインの具体例をご紹介していきたいと思いますので、お楽しみにお待ちください!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。