資料ダウンロード 見学会情報 無料設計相談会

勾配天井の注意点-02- 

2024.07.02 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!

気がつけば7月を迎えていました。

今年も、もう下半期に入ったのかと、時間の流れの速さに驚きます。

早いもので梅雨が明けると暑い夏がやってきますね!暑さに負けないよう、健康的な生活を心掛けて過ごしたいと思います!

皆様も体調にはお気をつけくださいね ^^

 

さて今週のテーマは「 勾配天井 」についてお話していこうと思います。

近年では開放感とオシャレさが人気である 勾配天井の住宅が増えてきているように感じます。

勾配天井は縦のスペースを最大限活用できるため、多くの方が取り入れたいと考える方も少なくありません。

実際にSUBACOでお家を建てられる方の多くが、勾配天井を取り入れています。

そこで今回は、勾配天井の特徴やメリット、採用時の注意点、実例などをご紹介していきたいと思います!

 


 

本日は勾配天井を採用する際のデメリットや注意点についてお話したいと思います。

■ デメリット

1. メンテナンスが難しい

勾配天井は、通常の天井とは違い高い部分のメンテナンスが難しくなります。

天井の高い位置にある照明器具や窓は、非常にお掃除がしにくなってしまうため、前もって掃除の方法を考えておくことが大切になります。

また、高い位置にある照明器具が故障や球切れした際、自分では交換できないため、専門業者に依頼し工事費用が発生するケースもございます。

2. コストが高くなる

天井が高いと、壁紙を貼るためにも室内に足場を設ける必要があるため、建設コストも高くなってしまいます。

また、縦方向に空間が広くなる勾配天井では、体積が大きくなるため暖房効率は悪くなります。

暖かい空気は上にいき、冷たい空気は足元に流れるという性質を持つため、冬に、暖房器具をつけてもなかなか暖まらないと思うことも少なくありません。

暖房効率が悪くなってしまい、電気代のコストがあがってしまう可能性がある点はデメリットと言えます。

前もってコスト面を考慮し、断熱材や窓サッシを選定したり、サーキュレーターで空気を循環させる、床暖房を採用するといった工夫が必要です。

【 注意点 】

・勾配天井にできる間取りは限られる

上に屋根がない部屋は、勾配天井にできません。

例えば2階建ての家で1階を無理やり勾配天井にすると、不自然な空間になってしまいます。

この場合、勾配天井にできる間取りは2階リビングか、2階部分にあるスペースに限られるため、どの部分に勾配天井が可能な間取りを確保するかが重要なポイントとなります。

勾配天井を取り入れるには、家づくりの最初からどの部分に勾配天井が可能な間取りかを、計画しておくことが非常に重要です。

 


 

以上勾配天井のデメリットや注意点をご紹介させていただきました。

勾配天井にはそれぞれメリット・デメリットがございますが、勾配天井による広々とした空間は、多くは注文住宅だからこそ叶えられるものです。

ゆったりとした空間づくりを好まれる方であれば、ぜひご検討ください (^^)

次回のコラムでは、勾配天井を取り入れた、SUBACOの事例をいくつかご紹介したいと思います!

それでは次回の更新もお楽しみにお待ちください ^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一覧に戻る