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平屋|SUBACO設計士の自宅紹介-03-

2024.09.07 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね ^^;

季節の変わり目で少しずつ秋の気配も感じられますが、皆様体調管理にはお気をつけてお過ごしくださいね!

 

さて、今週のテーマは「 平屋 」について、お話していこうと思います。

最近、特に人気が高まっている平屋のお家。

シンプルでありながら、とても便利な設計が可能で、さまざまなライフスタイルに合うのが魅力ですよね。

平屋は、小さなスペースで快適に暮らしたい方や、将来を見据えてバリアフリーな住まいを考える方に最適な住まいと言えます。

そんな幅広い世代から人気な、平屋のお家をを実現するためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

そこで今週のコラムでは、「01 平屋のメリット」「02 平屋の注意したいポイント」「03 平屋の事例紹介 」の3回に分けて、平屋についてお話していきたいと思います。

お家づくりを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね ^^

 


 

前回のコラムでは、平屋のメリットや注意したいポイントについてお話しました。

平屋を建てる際には、さまざまな要素を考慮することが必要になります。

そこで今回は、SUBACO設計士の自邸「27坪/コの字型の平屋」をご紹介していきたいと思います。

和モダンをイメージした中庭、大空間のLDK、効率的な家事動線、コスト削減ポイントなど、設計士ならではの素敵を詰め込んだお家になっています!

平屋をお考えの方は是非参考にしてくださいね ^^

 

まずは、今回ご紹介するお家の間取りを見てみましょう。

コの字型で、中庭を設けた平屋のお家を計画しています。

 

それでは、こだわりポイントや参考になるアイデアをそれぞれご紹介していきます ^^

●プライバシーの確保

今回のお家は、北側・西側・南側が道路になっている敷地のため、道路側の外観には窓を設けずに、中庭を取り入れています。

せっかく窓を設けても隣家の視線が気になり、カーテンを閉めっぱなしにすることは少なくありません。

しかし、中庭を取り入れることで、隣家の視線を気にせず、プライバシーが守られた特別な空間を作ることが可能になります。

プライバシーを確保しつつ、日の光や風、植栽の緑を採りいれられる、落ち着きの空間に仕上がっています。

●効率的な家事動線

毎日の家事の一つに洗濯があります。

ご家族が多い場合、洗濯物を片付けるための動線が複雑になると、とても手間がかかってしまいます。

そこで今回は、家事動線をスムーズにするため、脱衣室にパイプやカウンターを取り付けています。

また、脱衣室に直結したウォークインクローゼットも設けています。

そうすることで、洗濯したお洋服をそのまま収納でき、各部屋に戻す手間が省けるので、日々の家事が格段に楽になります。

平屋のコンパクトな動線を最大限に活かした計画になっています 。

●空間を最大限に活用

リビング・ダイニングスペースは、南側から北側までを勾配天井に仕上げています。

勾配天井にすることで、天井が低いところから高くなる変化を感じやすくなり、お部屋の広がりを実感できます。

北側の高い位置には、小上がりのワークスペースを設けました。

高い位置に設けたワークスペースからはLDKを見渡すことができ、家族の様子を感じられるので、安心して仕事に集中できますね。

また、小上がりの下部分を単なる空きスペースにするのではなく、収納スペースとして活用しています。

掃除用具や生活雑貨のストックなど、雑多になりやすいアイテムの収納場所として非常に便利なのでとてもおすすめです ^^

 

●コストを抑えたキッチンスペース

オーダー型のキッチンメーカーであるキッチンハウスさんなどは、非常におしゃれで人気がありますが、コストが高くなるのが懸念点です。

そこで今回は、コストを抑えつつデザイン性を高めるために、「LIXILのシステムキッチン」と「造作腰壁」を組み合わせた計画を取り入れました。

LIXILさんのキッチンは、コストパフォーマンスが良く、機能性とメンテナンス性に優れているのが特徴です。

オーダー型のキッチンと比べると商品にもよりますが、およ30%程のコストを削減することができます。

また、造作腰壁には床材と合わせたオークの木を使用し、一貫性を損なわないおしゃれな仕上がりにしています。

腰壁によって手元部分が見えなくなり、生活感を抑えることができます。

システムキッチンと造作腰壁の組み合わせで、コストダウンとデザイン性を両立させています。

コストを抑えたい方には、このような手法を取り入れることもおすすめです。

 


 

以上、SUBACO設計士の自邸をご紹介させていただきました。

設計士ならではの工夫やアイデアが詰め込まれた、素敵なお家になっています。

他にも参考にしたいポイントや、間取りの工夫をSUBACO のYOUTUBEで配信していますので、気になる方は是非ご視聴ください!

27坪/コの字型の平屋:https://www.youtube.com/watch?v=7z7C3IQGRb0

この記事が皆様のお家づくりの参考になりましたら幸いです ^^

それでは次回の更新もお楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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