現場監督の仕事⑩(屋根の防水検査)
2023.01.18 最新情報
松の内もあけましたが、
相変わらず、西へ東へと走り回っている現場監督の有馬です
今年もよろしくお願いいたします。
さて、上棟が終わり、まずはじめにおこなう検査は、屋根の防水検査です。
屋根の大きさや形状にもよりますが、上棟当日、または翌日には
屋根の野地板が張り終わり、それからすぐに
屋根屋さんが防水性に優れたアスファルトルーフィングを張るわけですが、
当然、ただ屋根に張ればいいというわけではなくて、
張る際には、上下の重ね代や左右の重ね代、また棟部の重ね代でありますとか
既定の寸法の重ね代寸法が決まっており、
それが既定の寸法をクリアしているかのチェックしたり
又、雨漏りがしやすいようような箇所
例えば、屋根の谷部や下屋と壁の取り合い部や三面交点部など、
屋根の形状や壁の形によって、
様々に変わる注意すべき部位を全箇所重点的にチェックしていきます
木造住宅において、雨漏りは特に注意すべきことになり、
この屋根の防水シートの検査はそれに直結する検査でもありますので
全箇所を、ひとつひとつスケールを当たり、念入りに検査することが大切です