現場監督の仕事⑬(構造検査ー耐力壁の検査)
2023.05.01 建築コラム
もう5月、GW突入ですね!
一年を通じて、現場的に、最も気持ちがいいのが
やはり5月なのは間違いのないことで!(^^)!
とりわけ今日のような5月の晴れの日は、本当に気持ちがいいですね!
さて、
今回は前回に引き続き、構造検査のこと
中でも、耐力に関わる外部構造耐力壁の検査です
木造住宅で、耐力壁といえば
筋交いが一般的なのですが
ここ最近は構造面材で耐力壁とすることも多く
その構造面材も、針葉樹合板もあれば、木質系合板もあり、
さらに最近では石膏ボードが耐力壁になることもありということで
その耐力面材ごとに、釘の種別も、また釘の種別も違いますので
まずは設計図通りの耐力面材が使われているかのチェックに始まり
その耐力面材の位置、そしてその耐力面材の耐力に応じての釘の種別やピッチを
あるいは釘が打ち込み過ぎたりしていないか?、間柱部など打ち損じていなか?
といったことを
これもすべての耐力面材を1枚1枚、、足場を上ったり下りたりしながら見ていきます
前回の柱や筋交いの金物同様に
全てを見るのは非常に根気のいる作業でもあり
また防水シートを張る前のごく限られたタイミングの検査となりますが
家の耐力性能を担保するもっとも大切な部分となりますので
必ず実施しています!!
と、やはり、前回と今回の2回では書ききれなかったので
次回はその他の構造検査のもろもろを書きたいと思います。