ここちよい建築
2023.06.06 スタッフコラム
先日…といっても少し前ですが、建物の申請書類を提出しに伊丹市役所に行ってきました。
建て替え工事を行っているのは知っていたのですが、もう完成していてすでに市民の方々に利用されていました。
「市民の安全・安心な暮らしを支え夢と魅力があふれる庁舎」というコンセプトで、建築家の隈研吾さんが設計され、省エネルギーなどの環境配慮や、誰もが使いやすいユニバーサルデザイン、地域を連想する素材の使用など、コンセプトが上手に表現された建築になっていました。
仕事で行ったのですが、ついついいろんなスペースや部屋をうろうろ…(笑)
詳しい解説は専門の方にお任せして割愛しますが…昔そこにあった樹木を残して新しい建物と共存とか、日射遮蔽を考慮した木製のフィン(窓の外に付いている「ひれ」状のもの)とか、なるほどなるほどとただおもしろがるばかり。
理屈はさておき、とにかく市役所らしからぬ(失礼しました)「心地よい」空間で、決して派手な建物ではないのですが、そんな細かい所の表現が建物を使う人に「心地よさ」を伝えているのだろうなと思いました。
SUBACOの建物も、さらに心地よさを表現できるよう、いろんな建物を見て回って勉強し活かしていきたいと思います!
設計 飯塚