監督の仕事⑱(断熱検査)
2023.11.26 建築コラム
昨日あたりからいよいよ寒くなってきました
今年は11月が暑かったこともあって
何だか夏が終わってすぐに冬が来たような?(笑)
気がするのですが
できれば今年は暖冬であって欲しいです
さて
今回は断熱検査の話です
SUBACOの場合
断熱材は主にセルロースファイバーを使っていますが
断熱材に何を使っていようが
まず大切なのは設計図書通りの断熱材が
指定の部位に指定の厚さで入っているかの確認なのですが
経験的にいって
それらが問題となることは意外に少なくて
より大切なのことは
断熱材が隙間や破れがなく、連続して入っているかの確認です
これは例えば
インナーのバルコニーや下屋がある場合
あるいはインナーの車庫や倉庫がある場合などには
間違いが起こりやすいので注意が必要です
また窓周りなどは隙間もできやすいのでそういった部位とか
屋根断熱の際の軒先部などは所定の厚みがとれていないこともあるので
確認が必要になります
家の形は注文住宅の場合、ひとつひとつ違うわけですがら
厳密な意味において断熱検査の注意点もひとつひとつ違いますから
断熱検査は必ず現場でひとつひとつ確認していくことが大切となります
さて
次回は気密測定の検査となります