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空間を無駄にしない!デッドスペースの活用術-階段下編-

2024.08.26 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・火・金曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しております!

暑い日が続きますね ^^;

熱中症や夏風邪が流行っていますので、しっかりと水分補給をして、体調に気をつけてお過ごしくださいね!

 

さて、今週のテーマは「 デッドスペース 」について、お話していこうと思います。

注文住宅の設計時やリノベーションを考える際、よく見落とされがちなポイントの一つが「デッドスペース」です。

デッドスペースとは、スペースはあるものの、家具を置くには狭くて場所も悪く、利用するのが難しい空間のことをいいます。

デッドスペースができやすい場所としては、階段下、壁面、家具の足元、収納スペースの上部などが挙げられます。

ですが、実際のところ、デッドスペースが全くないお家というのは、ほとんど存在しません。

「デッドスペースができてしまうのは仕方がない」と諦める前に、どこにデッドスペースができやすいのか、そしてどんなアイデアや工夫でそのスペースを有効活用できるかを、しっかりと計画することが重要になります。

デッドスペースの活用法を事前に計画することで、無駄な空間を最小限に抑え、快適な住まいを実現することができます。

今回は、そんなデッドスペースを有効活用するためのアイデアを「01 階段下編」「02 壁面編 」「03 小上がり編 」の3回に分けてご紹介いたします!

お家づくりを検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね ^^

 


 

本日は、デッドスペースの代表格としてよく挙げられる「階段下スペース」の活用術をご紹介いたします ^^

▪ 収納スペースを設ける

階段下の空間は、階段の構造上、形が不規則で狭いため、通常は使われない空間になることが多く、単なる空きスペースとして放置されることが一般的です。

この階段下の空間を「収納」として活用することで、無駄になりがちなスペースを効率的に利用することができます。

階段下の空間は、扉付きの階段下収納や、扉を付けないオープンな収納、棚やキャビネットを取り付ける収納など、さまざまな方法で活用できます。

扉付きの階段下収納は、掃除用具や生活雑貨のストックなど、雑多になりやすいアイテムの収納場所として非常に便利です。

生活感が出てしまう掃除用具や生活雑貨を扉で隠すことができるため、部屋をすっきりと保ことができます。

生活感を抑えたいという方は、扉付きの階段下収納がおすすめです^^

一方で、扉を付けないオープンな階段下収納もございます。

階段の段差に合わせて規則正しく設計された造作棚は、本や雑誌をたっぷり収納するのも良し、余白を活かしてお気に入りの小物を飾るのも良し、と多目的に使えるのが魅力です。

まさに「見せる」収納ですね!

趣味の読書やインテリアを自分好みに配置できるため、インテリアの一部としても楽しめます ^^

 

▪ ヌックスペースやワークスペースを設ける

LDKの一角にある階段ですと、ヌック(隠れ家)スペースやスタディスペースを設けることができます。

階段下は通常、収納やトイレとして利用されることが一般的ですが、ヌックスペースとして活用すれば、「過ごす場所」としての魅力が引き立ちます。

天井が低い階段下のヌックスペースは、洞穴のような落ち着いたおこもり感を演出し、リラックスできる空間をつくることができます。

また、階段下にカウンターを造作すれば、ワークスペースとしても使うことができるので、在宅でお仕事することが多い方はぜひ試していただきたいですね ^^

 


 

いかがでしたでしょうか?^^

今回は、階段下スペースの活用アイディアをご紹介いたしました!

階段の設置場所や形状、階段下の天井高さ、空間の広さによって活用方法はさまざまです。

これからお家づくりをされる方は、この記事を参考にしてデッドスペースを有効活用していただければ幸いです ^^

次回の更新は「 壁面編 」についてご紹介いたしますので、お楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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