
【第1回】後悔しない庭づくりのための基本設計
こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!
ここ最近は暖かくなったかと思えば、急に冷え込むなど、寒暖差の激しい日が続いていますね。
皆様も、体調を崩されないようお気をつけてお過ごしください!
さて、今週のテーマは「 後悔しない庭づくり」についてです。
注文住宅を建てる際、家の内部だけでなく、外構や庭のデザインも大きなポイントです。
SUBACOでは、敷地いっぱいに家を建てるのではなく、庭を大切にした設計を心掛けています。
例えば、窓を開けて庭の緑を眺めながら縁側で朝ご飯を食べる、休日はウッドデッキで家族とバーベキューを楽しむ…。
そんな「家」と「庭」が調和する空間こそが、家族の「家庭」を形作る大切な場所だと考えています。
私たちSUBACOでは、小さな家と庭がもたらす豊かな暮らしを提案しています。
しかし、庭づくりには慎重な計画が欠かせません。
後悔しないための庭づくりは、今の好みに合わせるだけでなく、長期的に使いやすく、美しい空間を保ち続けるための工夫が求められます。
そこで今週のコラムでは、後悔しない注文住宅の庭づくりに必要な基本的な設計ポイントや、実際の施工事例を交えながら具体的にご紹介いたします。
これから家づくりを考えている方々の参考になれば幸いです ^^
【 第一回:後悔しない庭づくりのための基本設計 】
注文住宅の庭づくりを成功させるためには、まず最初にしっかりとした設計が必要です。
庭は家の一部であり、時間が経つにつれて成長し、変化するものです。
後悔しないためには、長期的な視点で考え、ライフスタイルに合ったプランを立てることが大切です。
本日のコラムでは「後悔しない庭づくりに欠かせない基本的な設計」のポイントを詳しく紹介します。
~ ライフスタイルに合った庭のプランニング~
庭の使い方は、住む人のライフスタイルに応じて変わります。
家族構成や趣味、日常的な過ごし方に合わせた庭作りが、快適な生活空間を作り上げるうえで重要です。
① 家族の人数やライフスタイルを考慮する
・子どもがいる家庭
子どもがいるご家庭では、お子様が安全に遊べるスペースを確保することが重要です。
広めの芝生エリアを作ったり、砂場や遊具を設置することで、子どもたちが思いきり遊べる環境が整います。
また、ペットがいる場合にも、同様に遊びやすいエリアとして活用できます。
さらに、植物の茂みや低いフェンスを取り入れることで、庭全体の安全性が向上し、より安心して遊ぶことができる空間になります。
・ペットがいる家庭
健康で幸せな生活を送るためには、ペットが自由に走り回れる広いスペースが必要です。
フェンスやドッグランを設けることで、安全にペットが遊べるエリアが作れます。耐久性があり、ペットにも安全な植物を選ぶことも考慮しましょう。
・夫婦二人暮らし
広い庭がなくても、リラックスできるデッキやバルコニーを作ることも一つの選択肢です。
デッキに腰かけて、コーヒーを飲みながら自然を楽しむスペースを設けることで、心地よい時間が過ごせます。
② 活動内容に合わせた設計
・アウトドア活動
バーベキューやピクニックを楽しむなら、屋外のダイニングエリアを作り、収納スペースを確保してグリルや食器類をすっきり収納できるように工夫が必要です。
また、十分な広さを確保して、家族や友人を招いてもストレスなく楽しめるように配慮することで、快適で機能的な空間を実現できます。
~長期的に楽しめるデザイン~
庭は時間が経つと共に成長し、変化します。
そのため、季節ごとに楽しめる植栽や、年々成長を楽しめる木々を選ぶことが重要です。
また、耐久性のある素材を選ぶことで、長く楽しめる庭を作り上げることができます。
① 季節ごとの植物選び
【春】花を咲かせる植物を選ぶと、春の訪れを感じられます。チューリップ、クロッカス、アネモネなど、花が咲く植物を選ぶと庭が華やかになります。
【夏】暑さに強い植物や、色鮮やかな花を楽しめる植物(例:ラベンダー、ハイビスカス)を選ぶと、夏の庭が見栄えよくなります。
【秋】紅葉する樹木(例:モミジ、カエデ)や、秋に花を咲かせる草花(例:コスモス)を選ぶことで、秋の深まりを楽しめます。
【冬】冬でも美しい常緑樹(例:ヒノキ、ツツジ)や、冬に花を咲かせる植物(例:クリスマスローズ)を選ぶと、寒い時期にも庭の美しさを楽しめます。
② 成長を楽しめる木々
庭の中心に大きな木を一つ植えることで、成長を楽しむことができます。
例えば、果樹やシンボルツリーを選ぶことで、その成長を長期間にわたって見守ることができます。
これらの木々は庭の景観に深みを与え、家の一部として長く愛される存在となりますね ^^
~メンテナンスのしやすさ~
庭づくりを進める際には、手間をかけずに長期間楽しめるようなデザインを考えることが重要です。
忙しい日常の中で、庭のメンテナンスが負担にならないように工夫することも大切です。
① 低メンテナンス植物の選定
庭の手入れを楽にするためには、丈夫で手間のかからない植物を選ぶことが大切です。
常緑樹や低木は、手入れが少なくても美しい庭を保ちやすいためおすすめです。
また、成長が遅く、剪定(庭木や植物の枝や葉を切り整えること)があまり必要ない植物を選ぶこともポイントです。
② 舗装や敷石の配置
庭の一部に舗装を施すことで、雑草の成長を抑えることができ、手入れが簡単になります。
舗装部分を歩道や座る場所として活用すれば、庭を利用する機会も増え、機能的なスペースとして利用できます。
また、敷石や砂利を使うことで、自然でリラックスできる雰囲気を作りながら、手間を減らすことが可能です。
以上、「後悔しない庭づくりのための基本設計」についてお話いたしました!
庭は家とともに成長し、家族の暮らしを豊かにする大切な空間です。
ライフスタイルや長期的な視点を大切にし、使い勝手や安全性を考慮したデザインをすることで、理想的な庭を実現できます。
ぜひ、これらのポイントを参考にして、心地よい庭づくりを楽しんでいただけると嬉しいです ^^
SUBACOでは、家づくりに役立つ情報をYouTubeのROOMTOURを通じて発信していますので、ぜひ参考にご視聴ください!
次回のコラムでは、「庭のレイアウトと機能性を重視したデザイン」についてご紹介しますのでお楽しみにお待ちください!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
