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【第2回】暮らしに合わせた小上がりの間取りアイデア

2025.03.12 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

少しずつ春の訪れを感じる気温になってきましたね。

もう少し暖かくなると、お花見やピクニックなど、外で過ごすのがますます楽しみです ^^

皆さまのこの春の楽しみ方は何ですか?ぜひ素敵な時間をお過ごしください!

 

さて、今週のテーマは「 小上がりのある家」についてです。

家づくりを始めるにあたって、「家の中にもう少しリラックスできるスペースを作りたい」「収納の場所を増やしたいけれど、部屋が狭くなるのは避けたい」など、さまざまな悩みを抱えている方も多いと思います。

そんな悩みを解決するためにおすすめしたいのが 「小上がり」 です。

小上がりとは、床を一段高くして作るスペースのことで、リビングやダイニングに設けることが一般的です。

畳を敷いてくつろぎのスペースにしたり、収納を設けたりと、さまざまな用途に使えるため、家族みんなが快適に過ごせる空間を作り上げることができます。

ただし、小上がりを取り入れるにはいくつかの注意点があったりと、実際に導入を考える前に、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解しておくことが重要です。

そこで今週のコラムでは、「小上がりをつくるメリット・デメリット」「暮らしに合わせた小上がりの間取りアイデア」「小上がりをつくる際のポイントと注意点」の3回に分けて、詳しくご紹介いたします!

これからおうちづくりを考えている方はぜひ参考にいただければ幸いです ^^

 


 

【第2回】暮らしに合わせた小上がりの間取りアイデア

読書を楽しんだり、お昼寝をしたりと、小上がりの使い方はさまざまです。

そのデザインや配置は、家の中での使い勝手や空間の使い方を大きく変えるため、どのように活用するかをしっかりと考えることが大切です。

SUBACOでは、お家の中に「居場所」をできるだけ多く作り、家族が心地よく快適に過ごせる住まいをご提案しています。

そんなSUBACOが考える小上がりのアイデアを、実際の施工事例とともにご紹介いたします。

 

~リビングの一角に設置して家族のくつろぎスペースに~

リビングに小上がりを取り入れることで、ソファなしでも心地よくくつろげる空間が広がります。

フローリングの上に座ったり、寝転んだりすることで、自然とリラックスできる温かみのある空間が生まれます。

また、小上がりの正面にカウンターを設置すれば、お子様が勉強したり、お絵かきしたりと、ワークスペースとしても活用でき、家の中で個々の時間も大切にできます。

リビングと小上がりの間に仕切りを設けず、段差だけで空間をさりげなく分けることで、開放感を損なうことなく、家族全員が自然に集まる場所を作り出せます。

家族での団欒の時間を、より特別で心地よいものにしてくれる、そんな空間を実現した一例です ^^

↑ ルームツアーの詳細は、こちらからご覧いただけます

 

~こもり感のあるヌックスペース~

階段下はよくデッドスペースになりがちで、無駄に使ってしまう場所の一つです。

しかし、この空間を有効活用する方法として、小上がりに変えることができます。

リビングに面した1帖ほどの小上がりを設けることで、”こもり感”を演出し、読書や静かな時間を楽しむ場所としてぴったりです。

また、腰掛けて家族と会話を楽しんだり、リラックスすることもできます。

さらに、小上がりの下部を収納スペースとして活用すれば、散らかりがちな雑貨や小物をすっきりと収納でき、空間を一層整頓された印象に仕上げることができます。

2階でお家を計画される方にはおすすめの設計手法です ^^

↑ ルームツアーの詳細は、こちらからご覧いただけます

~和を感じる小上がりの空間~

廊下の一部に小上がりを設けることで、空間を無駄なく活用しながら、心地よい居場所をつくることができます。

吹き抜けにつながる二階の廊下に小上がりを配置すれば、一階にいる家族の気配を感じながら、自分だけの時間を楽しめる穏やかな空間に。

また、「和の雰囲気を取り入れたいけれど、和室を一部屋つくるのは難しい…」という方には、畳敷きの小上がりがおすすめ。

限られたスペースの中でも、和の趣を楽しめる落ち着いた空間を演出できます。

廊下をただの通路ではなく、くつろぎの場として活用することで、暮らしの中に新たなゆとりが生まれます ^^

 

~趣味をたのしむ至福のひととき~

こちらのお家では、日当たりの良い場所に、心地よくくつろげるヌックスペースを設けました。

たっぷりと差し込む陽の光の中で、読書を楽しんだり、うたた寝をしたりと、思い思いの時間を過ごせます。

両サイドには収納を設け、本やお気に入りのインテリアを飾れる仕様に。

機能性とデザイン性を兼ね備えた、特別なくつろぎ空間です。

自分だけの時間を、心地よく、贅沢に楽しめる場所に仕上げています。

 


 

以上、「暮らしに合わせた小上がりの間取りアイデア」についてご紹介しました!

小上がりは、リビングのくつろぎスペースやワークスペース、子どもの遊び場など、多目的に活用できる便利な空間です。

また、配置やデザイン次第で開放感を保ちながら空間を緩やかに区切ることができ、家族とのつながりを感じながら過ごせるのも魅力のひとつです。

一方で、設置場所やサイズによってはリビングが狭く感じることもあり、間取りの工夫が必要になるため、自分たちのライフスタイルや家の広さに合わせて、どのような小上がりが最適かを考えることが大切です。

ぜひ今回のコラムを参考に、暮らしに合った快適な小上がりの活用方法を検討してみてください!

 

次回のコラムでは「小上がりをつくる際のポイントと注意点」をご紹介しますので、お楽しみにお待ちください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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