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【第2回】庭のレイアウトと機能性を重視したデザイン

2025.03.19 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

早くも3月も終盤に差し掛かりましたね。

少しずつ春の訪れを感じる頃ですが、寒暖差もあるので体調には気をつけてお過ごしください!

 

さて、今週のテーマは「 後悔しない庭づくり」についてです。

注文住宅を建てる際、家の内部だけでなく、外構や庭のデザインも大きなポイントです。

SUBACOでは、敷地いっぱいに家を建てるのではなく、庭を大切にした設計を心掛けています。

例えば、窓を開けて庭の緑を眺めながら縁側で朝ご飯を食べる、休日はウッドデッキで家族とバーベキューを楽しむ…。

そんな「家」と「庭」が調和する空間こそが、家族の「家庭」を形作る大切な場所だと考えています。

私たちSUBACOでは、小さな家と庭がもたらす豊かな暮らしを提案しています。

しかし、庭づくりには慎重な計画が欠かせません。

後悔しないための庭づくりは、今の好みに合わせるだけでなく、長期的に使いやすく、美しい空間を保ち続けるための工夫が求められます。

そこで今週のコラムでは、後悔しない注文住宅の庭づくりに必要な基本的な設計ポイントや、実際の施工事例を交えながら具体的にご紹介いたします。

これから家づくりを考えている方々の参考になれば幸いです ^^

 


【第2回:庭のレイアウトと機能性を重視したデザイン】

庭づくりにおいて、デザインは単に美しさを追求するだけでなく、機能性も非常に重要です。

特に、限られたスペースでいかに効率的に使用するか、また家族の生活スタイルにどれだけ合ったエリアを作れるかがポイントとなります。

本日のコラムでは、庭のエリアごとの使い方や、利便性を高めるためのレイアウトのアイデアについて、具体的にご紹介します。

~ゾーニングの考え方~

庭をエリアごとに分けることは、庭づくりにおいて非常に効果的です。

ゾーニングを行うことで、異なる機能を持つエリアを上手に配置し、必要に応じて庭の使い方を変えることができます。

例えば、リラックスしたい場所、遊びのための場所、そして作業する場所など、それぞれの用途に合わせてスペースを割り振ることが重要です。

・プライベート空間とオープンスペースのバランス

庭の中でプライベートな空間と、開放的なオープンスペースをどう分けるかが、重要なポイントです。

リラックスできるエリア(テラスやデッキなど)には囲いを設けて、外からの視線を遮ることで、安らぎの空間を作り出せます。

一方で、バーベキューや友人を招いた集まりができるオープンスペースでは、開放感を大切にし、空間を広く使えるようにすることでリラックスした雰囲気を作り出すことができます。

・生活の流れを考慮した配置

家の内部と外部がつながるように、庭の配置を工夫することが大切です。

リビングやダイニングと庭を直接つなげることで、屋外での活動がスムーズにでき、家庭内での生活の流れを意識したレイアウトが可能になります。

たとえば、リビングから続くウッドデッキやテラスを設けることで、食事やくつろぎの場として家族団らんの時間を楽しむことができます。

 


 

~庭での活動を考えたデザイン~

庭をどのように利用するかを考えたレイアウトにすることで、実際に使いやすく、快適な空間を作り出すことができます。

ここでは、主な庭の用途ごとのデザインアイデアを紹介します。

 

「 食事や休憩のスペース」

屋外で食事や休憩を楽しむスペースは、庭の中でも非常に重要なエリアです。

テーブルと椅子を配置して食事を楽しむためのスペースを作り、ウッドデッキやテラスを活用することで、屋外でも快適に過ごせる空間を演出できます。

さらに、パラソルやガゼボを設置すれば、日差しを避けつつ、快適に食事や休憩を楽しむことができます。

【ポイント】庭の隅に小さなダイニングエリアを作り、緑に囲まれた場所で食事を楽しむとともに、ダイニングにつながる部分にウッドデッキを設けることで、床が一体化したように見せ、空間を広く感じさせます。この工夫により、家族全員が自然に集まり、リラックスできる心地よい空間が生まれます。

 

「ガーデニングエリア」

ガーデニングが好きな方には、庭に花壇や菜園のエリアを設けることもおすすめです。

四季折々の美しい花々や、自家製の新鮮な野菜を楽しむことができ、庭全体がさらに魅力的で活気ある空間になります。

植物を育てる楽しみとともに、庭の景観にも変化が生まれ、日々の生活に彩りを添えることができます。

【ポイント】ダイニングで食事をしながら四季折々の植物を眺められる庭を配置することで、心がほっと癒される空間が生まれます。また、庭に砂利を採用することで、お手入れが簡単になり、雑草の生育を抑える効果があります。シンプルで洗練された印象を与え、耐久性にも優れているため、長期間にわたり美しい状態を保つことができます。

 

「プライバシーを確保した庭」

プライバシーを守りつつ、庭のスペースを有効に活用することも大切です。

外からの視線を遮るために、高めのフェンスや生垣を設けるとともに、庭の隅にプライベートな空間を作ることができます。

また、木や植物を使って自然な仕切りを作ることで、視覚的にも落ち着いた空間を演出できます。

【ポイント】庭の周囲にフェンスを設け、周りの視線を遮ることで、外部からの視線を避け、プライバシーをしっかりと守れる安心感のある庭に仕上げています。

 


 

~庭のレイアウトを考えるポイント~

① 動線を意識した配置

庭に出入りする動線を意識して、生活の流れに合った位置にスペースを配置することが大切です。

リビングからデッキやガーデンエリアへの動線がスムーズになると、日常的に庭を利用しやすくなります。

② 用途ごとのスペースのバランス

食事や休憩、遊び、ガーデニングなど、庭での利用シーンごとに適切なスペースを確保することが大切です。

過ごし方や利用頻度に合わせて、庭をゾーニングし、バランスよく配置しましょう。

③ 自然の美しさと機能性の融合

見た目の美しさだけでなく、機能性を重視して庭をデザインすることが大切です。

例えば、庭に使いやすいウッドデッキやテーブルセットを置き、周りには季節ごとに美しい花を咲かせる花壇やシンボルツリーを植えることで、実用性と美しさを両立させることができます。

日常的に使える便利なスペースでありながら、自然の美しさも楽しめる贅沢な空間に仕上げることがポイントです。

 

庭を取り入れた施工事例はこちらからご覧いただけます(SUBACOのYouTubeに移動します)

 


 

以上、「庭のレイアウトと機能性を重視したデザイン」についてお話いたしました!

庭を上手に活用することで、快適で使いやすい空間を作りながら、美しい自然を楽しむことができます。

自分たちのライフスタイルに合ったレイアウトを考えることが、理想的な庭づくりへの第一歩です。

ぜひこの記事を参考にお庭づくりを進めていただけると嬉しいです ^^

 

次回のコラムでは、実際の施工事例を通じて、さらに具体的なアイデアをご紹介しますので、お楽しみにお待ちください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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