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【第2回】失敗しない土地選び|土地の形状が家づくりに与える影響

2025.03.26 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

一日を通して過ごしやすい気温が続く季節になりましたね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

この時期は体調も崩しやすいので、無理せずご自愛くださいね!

 

さて、今週のテーマは「失敗しない土地選び」についてです。

家を建てる際、多くの人が間取りやデザインに注目してしまいますが、それ以上に重要なのが「土地選び」です。

どんなに理想的な家を設計しても、土地の条件が悪ければ住み心地や資産価値に大きく影響を及ぼします。

土地選びには、立地・形状・方角といったさまざまな要素が関わり、それぞれが住まいの快適さやコストに影響を与えます。

交通アクセスや周辺環境が整っているか、土地の形状が間取りに適しているか、日当たりが良い方角かなど、考慮すべき点が多く、慎重な判断が求められます。

そこで今週のコラムでは、本記事では、3回にわたって土地選びの重要なポイントを解説いたします。

これから家を建てようとお考えの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです ^^

 


 

【 第二回:土地の形状と家づくりの関係とは?】

前回のコラムでは、土地選びで考慮すべき重要なポイントについてご紹介いたしました。

(まだお読みでない方はこちらからご覧いただけます)

本日は、「土地の形状が家づくりに与える影響」について解説いたします。

土地の形状によって、建てられる家の間取りやコストが大きく変わることをご存じでしょうか?

それぞれの形状には特性やメリット・デメリットがあり、家づくりの計画において重要な要素となります。

今回は、一般的な土地の形状ごとに、どのような影響があるのか、そしてどのように活用できるのかを詳しく解説いたします。

1. 正方形・長方形の土地のメリット・デメリット

【メリット】設計の自由度が高い・家事動線や駐車スペースを効率よく配置できる・施工コストを抑えやすい

正方形や長方形の土地は、シンプルな形状であるため、間取りの自由度が高く、生活動線を効率的に配置できます。

特に家事動線や収納スペースの配置がしやすく、使い勝手の良い家づくりが可能です。また、車を所有する家庭にとって、駐車スペースの配置も重要ですが、整形地ではその配置を自由に決めやすく、無駄なく駐車スペースを確保することができます。

さらに、土地の形状が規則的であれば、施工業者が計画を立てやすく、無駄な作業や工事の手間が省けるため、施工コストを抑えやすいというメリットもあります。

【デメリット】規格的な住宅になりやすい・価格が高めになりやすい

正方形や長方形の土地は、設計がシンプルになりがちで、個性のあるデザインを求める方には物足りないと感じることがあります。

また、市場で人気のある土地形状であるため、特に都市部では需要が高く、価格が高めになる傾向があります。そのため、コスト面での検討が必要です。


 

2. 変形地(台形・三角形など)の特徴と活用法

【メリット】価格が比較的安い・設計次第で個性的な住宅が可能

変形地はその不規則な形状から、整形地に比べて価格が比較的安くなることがあります。

これにより、予算を抑えつつ土地を確保することが可能です。

また、変形地の特徴を活かして、台形や三角形などユニークなデザインの住宅を建てることができるため、個性的な家を求める方にとっては大きな魅力となります。

【デメリット】設計の制約が多く、施工コストが割高になりやすい・家具配置が難しくなることも

変形地は土地の形が不規則であるため、家の配置や間取りの設計に制約が生じやすく、通常よりも設計や施工に工夫が必要となります。

その結果、施工コストが割高になりやすい傾向があります。

また、家の形が特殊になるため、部屋の配置や家具のレイアウトが難しくなることもあり、収納スペースや家具の配置を工夫する必要が出てくる点に注意が必要です。


 

3. 旗竿地(敷地延長)の特性とプライバシー性

【メリット】通常の整形地より価格が安い・道路から奥まっているため、プライバシーを確保しやすい

旗竿地は敷地が細長く、道路から奥まった位置にあるため、通常の整形地よりも価格が安く、予算を抑えながら土地を確保することができます。

また、道路から離れているため外からの視線を遮ることができ、プライバシーを守りやすい特性があります。周囲の住宅の視線が気になる方には特におすすめです。

【デメリット】車の出入りがしにくい場合がある・建築プランに制約が生じることがある

旗竿地は敷地延長部分が細長く、道路との接続が狭いため、車の出入りがしにくいことがあります。

特に家族の人数が多い場合や複数台の車を駐車する場合には、車の出し入れに不便を感じることがあるかもしれません。

また、敷地形状によっては建築プランに制約が生じることがあり、家の配置や庭のスペース確保が難しくなることがあるため、設計の工夫が必要です。


 

以上、「土地の形状が家づくりに与える影響」についてご紹介いたしました!

理想の家づくりには、土地の選定が非常に重要な要素となります。

土地の形状によって間取りやコストが大きく変わるため、しっかりとポイントを押さえ、納得のいく土地選びを行っていただければ幸いです ^^

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次回のコラムでは、「日当たりで変わる家の快適性:方角の選び方」についてお話いたしますので、お楽しみにお待ちください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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