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【第3回】失敗しない土地選び|方角の選び方

2025.03.29 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

3月もラストスパートですね!

暖かい気温が続き、春の訪れを感じますね^^

お花見や新しいスタートにぴったりな季節、素敵な春をお過ごしください!

 

さて、今週のテーマは「失敗しない土地選び」についてです。

家を建てる際、多くの人が間取りやデザインに注目してしまいますが、それ以上に重要なのが「土地選び」です。

どんなに理想的な家を設計しても、土地の条件が悪ければ住み心地や資産価値に大きく影響を及ぼします。

土地選びには、立地・形状・方角といったさまざまな要素が関わり、それぞれが住まいの快適さやコストに影響を与えます。

交通アクセスや周辺環境が整っているか、土地の形状が間取りに適しているか、日当たりが良い方角かなど、考慮すべき点が多く、慎重な判断が求められます。

そこで今週のコラムでは、本記事では、3回にわたって土地選びの重要なポイントを解説いたします。

これから家を建てようとお考えの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです ^^

 


 

【 第三回:日当たりで変わる家の快適性・方角の選び方 】

前回のコラムでは、土地の形状が家づくりに与える影響についてご紹介いたしました。

(まだお読みでない方はこちらからご覧いただけます)

さて、本日は「方角」に焦点を当ててお話しします。

土地の向きは、家の明るさや室温に大きく関わり、さらに光熱費にも影響を与える重要な要素です。

日当たりの良し悪しは、暮らしやすさを左右し、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるかどうかにも直結します。

今回は、各方角ごとの特徴を解説し、理想の住環境を実現するためのポイントをご紹介いたします。

 

1. 南向きの特徴

【メリット】日当たりが良く、室内が明るくなる・冬でも暖かく、暖房費を抑えられる

南向きの住宅は、一日を通して日光を取り入れやすく、室内が明るくなるため、リビングやダイニングなど家族が集まる空間に適しています。

また、冬場は日差しの角度が低く、南向きの窓から太陽光がたっぷり入り、室内を暖かく保ちやすくなります。

これにより、暖房費を節約できるメリットがあります。

【デメリット】土地価格が高めになる・夏場は日差しが強く、遮光対策が必要

南向きの土地は人気が高いため、価格が高くなりやすく、特に都市部では希少性が高く競争率も激しくなりやすい点がデメリットとして挙げられます。

また、夏場は太陽の高度が高く、強い日差しが室内に入りやすいため、室温の上昇を防ぐための遮光対策(遮光カーテンや軒、シェードを活用するなど)が必要になります。

 


 

2. 東向きの特徴

【メリット】朝の光を活かした快適な暮らしができる東向きの住宅

東向きの住宅は、朝日がしっかりと差し込み、朝型の生活に最適な明るい空間を実現します。

朝食を自然光の中で楽しんだり、自然に目覚めたい方にぴったりです。

また、午後以降の日差しが少ないため、夏場でも室温が上がりにくく、涼しく過ごしやすい点も大きな魅力です。

寝室を東向きに配置すれば、爽やかな朝の目覚めと、快適な眠りをサポートする理想的な環境が整います。

【デメリット】 午後の暗さと冬場の冷え

デメリットとして、午後以降は日差しが入りにくくなるため、リビングなどを東向きに配置すると、夕方以降は照明が必要になることがあります。

また、冬場は午後以降の日差しが少ないため、室温が下がりやすく、暖房の使用が増える可能性があります。

 


 

3. 西向きの特徴

【メリット】明るい午後と冬場の暖房効果

西向きの住宅は、午後から夕方にかけて日差しがしっかりと室内に入り、日没まで明るい空間を維持できます。

特に冬場は、太陽光による暖房効果を得やすく、暖房費の節約にもつながります。

また、共働き家庭にとっては、朝は家を空けがちなため、仕事から帰宅する夕方以降にリビングが明るいのは大きなメリットです。

【デメリット】 強い西日と朝の暗さ

西向きの住宅にはデメリットもあります。夏場は午後から夕方にかけて強い西日が室内に入り、室温が上がりやすくなります。

特に大きな窓がある場合は、遮熱カーテンや外付けのシェードで対策が必要です。

また、朝日がほとんど入らないため、朝型の生活を希望する方にとっては、朝の時間帯がやや暗く感じることがあります。

 


 

4. 北向きの特徴

【メリット】価格の安さと涼しい夏環境

北向きの土地は一般的に人気が低いため、価格が比較的安く設定されていることが多く、予算を抑えたい方にとってはコスト面でのメリットがあります。

また、北向きの住宅は直射日光が入りにくいため、夏場の室温上昇を抑えやすく、涼しい環境を保ちやすいという特徴があります。

【デメリット】暗さと冬場の寒さ

北向きの住宅にはデメリットもあります。直射日光が入りにくいため、室内が暗くなりがちで、特に冬場は日照時間が短いため、寒さを感じやすくなります。

また、日光の影響を受けにくいため、冬場は室温が下がりやすく、暖房費がかさむ可能性があります。

寒さ対策として、断熱性能の高い窓や床暖房を導入することが有効です。

 


 

以上、「日当たりで変わる家の快適性:方角の選び方」についてご紹介いたしました!

各方角にはそれぞれメリットとデメリットがあり、ライフスタイルや好みによって最適な選択が変わります。

住宅選びの際は、日当たりや温度管理を考慮した上で、ご自身にとって快適な住まいを見つけていただければと思います ^^

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それでは次回の更新もお楽しみにお待ちください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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