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【第1回】平屋と二階建の選び方|平屋編

2025.04.07 スタッフコラム

こんにちは、atelier SUBACO 広報担当です。
※こちらのコラムでは毎週、月・水・土曜日に「家づくりに役立つ情報」を発信しています!

春らしいあたたかなお天気が続いていますね。

桜も見頃を迎えて、街のあちこちでふんわり咲き誇っています。

春の空気を感じながら、のんびりと季節を楽しみたいですね ^^

 

さて、今週のテーマは「平屋と二階建の選び方」についてお話いたします。

「家を建てるなら、平屋と二階建て、どちらがいいだろう?」と、注文住宅を検討している方なら、一度は悩んだことがあるテーマではないでしょうか?

「平屋は動線が楽で暮らしやすそう」「二階建てなら土地が狭くても部屋数を確保できる」など、それぞれに魅力があり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いかと思います。

家づくりは、一生に一度の大きな決断です。

せっかく家を建てるなら、自分たちのライフスタイルに最適な家を選びたいものですよね。

そこで今週のコラムでは、3回にわたって平屋と二階建て、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

さらに、最終回では実際の施工事例を交えながら、リアルな暮らしのイメージをご紹介します。

これから家づくりを考えている方々にとって、ぜひ参考にしていただければ幸いです ^^

 


 

【第1回:平屋の魅力とは?メリットと気をつけるポイント】

本日は第1回ということで、平屋の魅力についてご紹介します。

注文住宅を考えている方にとって、一階だけで生活が完結する平屋は、そのシンプルさと使いやすさがとても魅力的ですよね。

しかし、実際に平屋を選ぶ前に知っておきたいポイントもいくつかあります。

そこで、今回は平屋のメリットと、気をつけておきたいデメリットについて詳しくご紹介いたします。

 

~ 平屋のメリット ~

① バリアフリーで将来も安心

平屋の最大の魅力は、すべての部屋が「ワンフロア」にまとめられていることです。

平屋では階段の昇り降りが不要なため、家の中での移動がとてもスムーズになります。

このため、小さなお子様やご高齢の方がいる家庭には、大きなメリットがあります。

年齢を重ねると、階段や段差が引き起こす負担やリスクが大きくなりますが、平屋ではそれらを避けることができ、バリアフリー設計が実現します。

例えば、小さな子どもがいる家庭では、転倒や階段から落ちるリスクを減らすことができ、高齢者がいる家庭でも、将来の体力的な不安を軽減し、安心して長く暮らせる点が魅力です。

② 生活動線がスムーズ

快適な暮らしを実現するためには、「生活動線」が非常に重要な要素となります。

平屋は、リビング、キッチン、寝室、水回りがワンフロアに配置されているため、家事動線が非常にシンプルになります。

例えば、洗濯をしてから干し、畳んで収納するという一連の作業がすべて同じ階で完結できるため、移動距離を最小限に抑えられ、家事が楽になるなどのメリットがあります。

さらに、食事の準備や掃除など、家事全般が一箇所に集約されているため、時間や労力の節約にもつながります。

特に家事の負担を減らしたいと考える家庭にとって、平屋は非常に便利で効率的な選び方になります。

③ メンテナンスがしやすい

平屋のもう一つの利点は、外壁や屋根のメンテナンスがしやすいことです。

二階建ての家では、高い位置にある屋根や外壁のメンテナンスが大変で、足場を組む必要があり、その分メンテナンス費用が高くなりがちですが、平屋は基本的に作業しやすい高さにあるため、メンテナンスコストを抑えやすいです。

そのため、屋根の掃除や外壁の塗り替えなども、安全に作業でき、工事費用を安く抑えられることが期待できます。

長期的に見ても、維持費を抑えながら快適に暮らせる点が、平屋をおすすめする理由の一つです。

 


 

~ 平屋のデメリットと対策 ~

・広い土地が必要で、コストが高くなりやすい

平屋は二階建てに比べて建築面積が広くなるため、広い土地が必要になります。

その分、土地の購入費用や建物の工事費が高くなりやすいというデメリットがあります。

狭い土地に平屋を建てると、建物の占有面積が大きくなり、庭や駐車場などのスペースを確保することが難しくなります。

また、広い土地を購入する場合、土地代も高くなりがちで、トータルのコストが予想以上に膨らんでしまう可能性があります。

対策としては、土地選びの段階で、「建物と庭、駐車場」のバランスをしっかりと考えて計画することが重要です。

広めの土地を選べば、建物の占有面積を抑えつつ、庭や外構スペースに余裕を持たせることができます。

さらに、土地が狭い場合は、シンプルな形状やコンパクトな間取りを選ぶことで、無駄なくスペースを活用し、コストを抑えることが可能です。

また、予算内で理想の家を建てるために、土地の価格や工事費を見越して計画的に選ぶことが大切です。

・平屋の防犯対策とプライバシーの確保

平屋はすべての部屋が一階にあるため、外部からの侵入やプライバシーの確保に対して、特に注意が必要です。

一階の窓や入り口が多いため、防犯対策をしっかりと行うことが大切です。

平屋の防犯対策としては、防犯カメラやアラームシステムの導入、頑丈なドアや強化ガラスを使用することが効果的です。

また、センサー付きの外部照明や、夜間でも明るさが保たれる外構を整えること、さらに高めのフェンスや目隠しの植栽も有効な対策となります。

これらの対策を組み合わせることで、プライバシーとセキュリティをしっかり守ることができます。

平屋ならではの特性を考慮して、安心して暮らせる住まいを作るための工夫を取り入れることが大切です。

・水害のリスクが高い

平屋はすべての部屋が一階に集まっているため、豪雨や水害のリスクが高くなる可能性があります。

特に低地や河川近くに建てる場合、床上浸水や土砂崩れの危険があるため、土地選びや建物の設計段階で水害対策が重要です。

対策としては、洪水の影響を受けにくい高台や水害リスクの低い地域を選ぶこと、排水設備を整えること、また建物の基礎を高くしたり、防水性の高い材料を使用することで、リスクを軽減することができます。

平屋を建てる際は、災害リスクを確認するためにハザードマップをしっかりとチェックしておきましょう。

 


 

以上、「平屋の魅力:メリットと気をつけるポイント」についてご紹介いたしました!

平屋はそのシンプルで機能的な設計が多くのメリットをもたらす一方で、土地やプライバシー、防災面での配慮も重要です。

自分たちのライフスタイルに合った家づくりのために、しっかりとポイントを押さえて計画を進めていくことが大切です。

また、SUBACOのYouTubeチャンネルでは、実際の平屋のお家をご紹介しています。

平屋ならではのシンプルで効率の良い家事動線や、バリアフリー設計を活かした暮らし方など、実際の住まいの魅力を詳しくご覧いただけます。

ぜひ、参考にご視聴ください ^^

プライバシーを確保した中庭のある平屋(クリックするとSUBACOのYouTubeに移動します)

 

次回のコラムでは「二階建てのメリットとデメリット」についてご紹介いたしますので、お楽しみにお待ちください!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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