基礎工事について5
2020.03.06 建築コラム
こんにちは、深澤です。
新型コロナウィルスの被害が多くなっていますね。。。
学校がおやすみになったり、トイレットペーパーがなくなったり・・・。
うちの子供たちは、ぐうたらするばかりで毎日困っています><
そんなコロナウィルスの影響は、建築業界にも被害が出始めています。
キッチンに取り付けをする食洗機やコンロが納入できないことや、
一番ネックなものでトイレが入らない状況です・・・。
食洗機やコンロならまだ最悪無くても生活はできますが、トイレはないと生活できないですね。
メーカーさんも製造が追いつかず、なかなか苦しい状況です。。。><
そんなコロナウィルスの被害が早々に納まることを祈っています!
先日から基礎工事について、お伝えさせていただいております。
本日は基礎工事の際に施工される、「アンカーボルト」についてご案内させていただきます^^
このアンカーボルトとは、どのようなものなのでしょうか??
写真の赤いマークのものがアンカーボルトです。
アンカーボルトの目的としては、基礎(コンクリート部分)と土台・柱を緊結するためのものです。
「ん?緊結って?」と思われた方がいらっしゃるかもしれないですね。
地震で地面から突き上げられる力がお家にかかった場合、
基礎と土台や柱がしっかりと繋がっていないと、お家が浮いてしまいますね><
阪神大震災でもこのアンカーボルトが施工されておらず、
柱が浮いてしまい、1階部分のみが倒壊する被害が多く出てしまいました。
しっかりと基礎、土台、柱が繋がっていることが重要です!
アンカーボルトでも長さが違うものがありますね。
これは短いアンカーボルトは土台と基礎を緊結、長いものは柱と基礎を緊結するものです。
基礎完成後、こんな感じで柱に繋がります。
全ての柱に取り付けするものではありませんが、構造計算を行い、
どこにどのような引き抜きの力がかかり、強度はどれくらい必要になるかを確認し、
種類の選定を行っています^^
ぜひ現場でも見てみてくださいね!!
本日はアンカーボルトについて、お送りさせていただきました^^
引き続き、宜しくお願い申し上げます。