カツラの木
2018.04.24 スタッフコラム
こんにちは、玉川です。
モデルハウスの外構に緑が入りました。
様々な形の葉が風でそよぎ、心地よい空間を作り出しています。
今回はハナウタさんという外構屋さんがプラン・施工を担当してくださいました。
キッチンの壁に植栽の影が映る様も素敵です。
モデルハウスのシンボルツリーとなるカツラの木、
今回はこちらの木をご紹介いたします。
カツラの木
カツラは秋に木の上から紅葉し、やがてすべてが黄葉します。
ハート型のような可愛らしい円形の葉がつきます。
樹高は10~30mに育ちます。
新緑の美しさや左右対称の端整な樹形から
日本の銘木として海外でも知られています。
葉がしおれるとキャラメルのような香りがします。
カツラの和名は「香出(カヅ)」といい、
良い香りが出ることから「カツラ」と呼ばれるようになったそうです。
秋により強く香り、少し離れた場所にいてもカツラが植わっているのが分かるほどだそう。
場所
北海道から九州までどこでも育ちます。
日向を好むが、半日陰でも育ちます。
ただし、夏の暑さにはやや弱く、
乾燥が激しいと葉焼けを起こしたり、落葉する恐れがあります。
水やり
谷あいや湖などの湿潤な場所で生育する植物で、
少々の乾燥では枯れることはありません。
植え付けて2年未満は水切れに注意しますが、
その後は降雨のみでも十分育ちます。
剪定
適期は落葉期の11月下旬?2月です。
カツラはよく芽吹くので、切ってもすぐに芽が出てきます。
自然樹形の美しい樹なので、必ずしも剪定が必要なわけではありません。
絡み合った枝や枯れた枝、込み入った枝を間引く程度にとどると良いでしょう。
どこでも育つ力強さと、整った樹形の美しさを持ったカツラの木、
シンボルツリーの検討をされてみてはいかがでしょうか?
それでは。